医療専門税理士社会保険労務士事務所
医師、歯医者、医療法人、診療所専門税理士です

医療法人のメリットとデメリット

医療法人メリット

1.      税率が低くなる

累進課税である所得税

　　　　　↓　　税負担の軽減

比例税率である法人税へ

2.      給与所得控除が受けられる

院長の給与所得（法人分）は、所得控除が受けられ所得税・住民税額が節税でき

る

3.      生命保険料の損金計上

個人契約　　　所得控除として５〜１０万円の控除

　　　　　　　　　↓

法人契約　　　支払保険料として損金（経費）計上

4.      院長（家族）が退職した場合

個人　⇒　退職・・・退職金を支給しても経費にならない

法人　⇒　退職・・・役員退職金として損金（経費）計上

5.      分院を設立することができるため、分院展開が可能となる

医療法人デメリット

1.      役所等への事務手続きが増える

2.      接待交際費は、損金算入可能な金額に出資金（資本金）額に応じた定額控　　　除限度額が設けられている。

3.      社会保険の加入が義務づけられる

　　　　（医師国保に加入の場合は、厚生年金のみ）

4.      付帯業務の禁止

　　　 多角経営はできない（例　飲料店の経営・不動産業等）

5.      配当の禁止

　　　 法人に利益が出ても、配当することができません